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当て馬の悲哀
2008-08-14のコラム
今回はちょっと悲しいお馬さんのお話しです。
皆さん“あて馬”って聞いたことありますよね?
「俺は噛ませ犬じゃない!」なんて言葉もありますが、その噛ませ犬とほぼ同義のような言葉だと思います。
まぁ、この噛ませ犬は勝ち味を知らない若い闘犬に自信をつけさせる目的であてがわれる弱い犬の事を指しますが、あて馬の場合は競走馬の種付け風景から来ています。
サラブレッドの種付けって、人気のある種牡馬であれば、一回の種付け料が数百万~1千万円超とかなりの高額です。
ちなみに、かのディープインパクトの種付け料はなんと1200万円だそうです。
たった1回の種付けがですよ?
そんな高額な種付け料を払う訳ですから、受け入れる牝馬もキチンと態勢を整えてその場に臨まなければなりません。
まさか“空振り”なんてする訳にはいきませんからね。
そこで登場するのが“あて馬”君です。
繁殖牝馬があて馬君に対して発情し、ムードも最高潮になったまさにその時・・・本命の種馬に取って代わられてしまうのです。
あて馬君からすれば「よーし!いくぜぇぇぇ!」と意気込んだところで「ハイ、君はこっち、こっち」みたいに連れて行かれるのですから、堪ったものではないですよね~
いつだったか、ネットで種付け風景の動画を見た事があるのですがその時「おいおい、このタイミングで連れて行かれるのか・・・」と思ったものです。
その時のあて馬君の歩く姿といったら、まさにトボトボって感じでした。
本当に可哀相ですよね~